配達員がチップを貯めて野良動物に餌を与える姿が話題に
配達員が、顧客から受け取ったチップを使って野良猫や犬に餌を買い与えていることが注目を集めています。
配達サービス「Grab」のライダーであるベンジ・パズさんは、道中で出会う野良動物のために、顧客からのチップを貯めていると述べました。
パズさんは、通常、安価な猫や犬の餌を市場で購入すると語っています。また、シフトを始める前に必ずバイクの収納スペースに猫と犬の餌を用意しておくようにしているとのことです。
配達後には、持っている餌の匂いを感じ取ってか、野良動物が近寄ってくることもあるそうです。
「時には犬に4キロも餌を与えることがあります。本当にお腹が空いているようです。暑いので犬たちは喉も渇いているんです」とパズさんは語りました。
「それでも、満足している姿を見ると嬉しくて、心が温まります」とパズさんは続けました。
この取り組みは、彼が今年1月に愛犬のアスピン(※フィリピンの雑種犬)であるエコーを失ったことがきっかけで始めたそうです。
「それ以来、野良犬に対しても心が軽くなりました」と彼は述べました。
一方で、パズさんの取り組みはフィリピンのオンラインコミュニティでも好意的に受け取られ、多くの人々が他の人々も野良動物に優しく接してほしいと希望を表明しています。
「こういう人がもっと増えてほしいです。動物を傷つける人間ではなく。神のご加護を、そしてすべてのペット愛好者に」とあるコメントが寄せられました。
「皆で野良動物に餌を与える努力をしましょう。たった一匹か二匹でも、非常に大きなことです」と別のコメントがありました。
「素晴らしいです、兄さん!神様があなたに祝福を与えますように。多くの人があなたに刺激を受けて、動物、特に野良動物に優しくなってほしいです」と別のフィリピン人が述べました。
2025年時点で、フィリピンには約1311万匹の野良猫と犬がいると推定されています。
【用語解説】
– アスピン:フィリピンで一般的な雑種犬のこと。
