フィリピン火山地震研究所(Phivolcs)の最新の火山活動報告によりますと、マヨン火山の連続する火砕流現象によって、推定で460万立方メートルの火山噴出物が発生しました。
また、溶岩、灰、岩石が混ざった流れが火口から約5.4キロメートルの地点まで達していることも記録されました。
この状況を受けて、アルバイ州ダラガ市のビク・ペレテ市長は、アノリング・サルバシオンおよびミイシ・ブディオ・バナアンのガリー(※小渓谷)を個人的に視察し、大雨が降った際に発生する可能性のあるラハール(※火山泥流)の流出に備えています。
また、ビコール地方の市民防衛局は、マヨン火山が警戒レベル3にある間、観光客や住民に対して、永久危険区域内への立ち入りや活動を行わないよう改めて警告しています。
OCDビコールのジェサー・アドナルド代理責任者とAPSEMO(アルバイ州災害管理局)のオスカー・ロバート・クリストバル代表によりますと、地元自治体は立ち入り禁止政策を厳格に実施する必要があると述べました。これは、永久危険区域内にラハール流や火山噴出物が堆積しており、依然として危険が残っているためです。
【用語解説】
– ガリー: 小渓谷や溝のこと
– ラハール: 火山の噴火に伴う泥流
– マヨン火山: フィリピンのルソン島に位置する活火山