教会、貧困と腐敗に立ち向かう役割強化呼びかけ

教会関係者、BECSに積極的な社会参加を呼びかけ

カトリック教会の司教が基礎教会共同体(BECs)に対し、貧困や腐敗、悪化する気候災害に対してより積極的に取り組むよう求めています。

イリガンのホセ・ラパダス司教で、フィリピンカトリック司教協議会(CBCP)の基礎教会共同体委員会の委員長を務めるラパダス氏は、BECsが「共感の共同体」となり、「傷ついた人々と共に歩み、無関心であることを拒否する」べきだと述べました。

彼は、活発なBECsを持つ村や都市の地域社会が、互いのケアと集団的な関心を通じて信仰を行動に移す方法をすでに示しているとしながらも、その使命をさらに深める必要があると強調しました。

また、彼は「無関心のグローバリゼーション」と呼ぶ現象に警鐘を鳴らし、人々が繰り返される苦難、不正義、気候に関連した破壊に対して鈍感になるリスクがあると述べました。

ラパダス氏は、フィリピンで三位一体の日曜日にあたる2026年のBECの日曜日に向けた牧会メッセージの中でこのメッセージを発表しました。

彼は、使徒行伝に記された初期のキリスト教共同体が、祈り、共有、日常生活における相互支援によって特徴づけられ、今でも模範となっていると付け加えました。

ラパダス氏は、現代のBECsが、危機、災害、日常の困難な時に隣人が互いに支え合う「基本的人間共同体」として機能できると述べました。

また、教皇フランシスコの回勅「ラウダート・シ」に触発され、環境保護、災害準備、廃棄物削減を促進する「基本的生態共同体」としての役割を果たすよう呼びかけました。

さらに、責任ある市民意識を促進し、社会問題についてのオープンな対話を行い、腐敗や誤情報に抵抗することで「基本的市民共同体」となることができると述べました。

【用語解説】
– 基礎教会共同体(BECs):カトリック教会の小規模な共同体で、信仰を共有し、地域社会の問題に取り組むことを目的としています。
– フィリピンカトリック司教協議会(CBCP):フィリピンにおけるカトリック教会の司教たちの協議会。
– ラウダート・シ:教皇フランシスコが発表した回勅で、環境問題に対するカトリック教会の教えを示しています。


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