偽装受験発覚で裁判所職員解雇

フィリピン最高裁判所は、ノースコタバト州カバカンの裁判所書記官を解雇しました。これは、他の人物が彼女のために公務員試験を受けたとされることが発覚したためです。

最高裁判所の全体会議での決定によると、書記官IIIのレベリン・エストレラ氏は、重大な不正行為で有罪とされました。これは、彼女の公務員記録にある写真が、身分証明書や他の公式文書の写真と一致しなかったためです。

裁判所によれば、頭の形、鼻、目、耳、唇などの顔の特徴が明らかに異なっており、エストレラ氏が試験を受けた本人ではないと判断されました。

エストレラ氏は、自分自身が試験を受けたと主張し、古い写真を証拠として提出しましたが、裁判所はこれを信じませんでした。

また、試験記録の筆跡と署名が彼女の個人データシートと一致しないことも判明しました。

最高裁判所は、公務員委員会(CSC)の記録が信頼できるものであり、公務員試験の取得プロセスが正確であると強調しました。

このため、彼女は完全に解雇され、政府のいかなる職にも永久に就くことができないとされ、退職給付も累積休暇を除いて没収されました。

【用語解説】
– カバカン:フィリピンのノースコタバト州にある町。
– 公務員委員会(CSC):フィリピンの公務員制度を監督する機関。


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