FABIAN PH 最新情報 – PAGASAが熱帯低気圧に関する最新情報を発表しました。
フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、午前10時のFabianに関する天気予報で、この熱帯低気圧が時速10kmで北西に進んでいると発表しました。
国内のいかなる地域にも熱帯低気圧風警報は発令されておりません。最近の天気予報によれば、Fabianは時速15kmで西北西に進んでおり、その中心はイロコス・ノルテ州ラオアグ市の西245km(北緯18.3度、東経118.2度)に位置しています。
中心付近の最大風速は時速45km、最大瞬間風速は時速55kmで、中心気圧は1006hPaです。一般的に西北西に進み、今夜にはフィリピン責任区域(PAR)を抜ける見込みです。
FabianはPARを出る際に弱まると予想されています。
一方、PAGASAはPAR外にある熱帯暴風雨「Podul」も監視しています。
Podulに関する最新情報によれば、その中心はルソン島北端の東2,410km(北緯20.6度、東経145.0度)に位置し、中心付近の最大風速は時速75km、最大瞬間風速は時速90km、中心気圧は1000hPaです。
今後5日間、国内の天候や海の状況に影響を与える可能性は低いです。予報によれば、Podulは「今夜から明日にかけて西北西に進み、日曜日(8月10日)から来週火曜日(8月12日)にかけて西に進み、その後予報期間の残りの間は西北西に進む」とされています。
Podulは日曜日の深夜から月曜日の早朝にかけてPARに入る可能性があります。
明日の午後には強い熱帯暴風雨のカテゴリーに達し、日曜日までに台風に発達する可能性があります。
【用語解説】
1. PAGASA(パガサ) – フィリピン大気地球物理天文局の略称。フィリピンの気象予報機関。
2. PAR(フィリピン責任区域) – フィリピンが気象監視を行う特定の海域。
3. イロコス・ノルテ州 – フィリピンのルソン島北部に位置する州。
4. ラオアグ市 – イロコス・ノルテ州の州都。
5. Podul(ポドゥル) – 国際的に認識されている熱帯暴風雨の名称。
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出典