マニラ、フィリピン — フィリピン保健省(DOH)は、国内の19の病院でレプトスピラ症(※細菌感染症)専用の「レプトスピラ症ファストレーン」が開設されたと報告しました。
DOHはFacebookの投稿で、2025年8月9日午前10時までに、19のDOH病院でレプトスピラ症ファストレーンが確認されたと述べました。
これには、サン・ロレンツォ・ルイス総合病院、イースト・アベニュー医療センター、キリノ記念医療センター、ホセ・N・ロドリゲス記念病院およびサナトリウム、ホセ・ファベラ記念病院、フィリピン整形外科センター、サン・ラザロ病院、バレンスエラ医療センター、トンド医療センター、ラス・ピニャス総合病院および衛星外傷センター、アマン・ロドリゲス記念医療センター、リサール医療センター、ホセ・R・レイエス記念医療センター、国立小児病院、国立精神衛生センター、フィリピン肺センター、国立腎臓移植研究所、フィリピン小児医療センター、熱帯医学研究所が含まれます。
DOHは、「レプトスピラ症ファストレーン」の開設の目的は、相談と治療をより迅速に行うことだと説明しました。
「ここでは、患者を入院させる必要があるかどうかを判断するための評価が行われます。また、患者のリスクレベルを確認し、ドキシサイクリンの適切な使用についての処方が行われます」とDOHは述べました。
フィリピン総合病院(PGH)とオスピタル・ナン・マニラ(OSMA)は、レプトスピラ症の症例増加により、緊急治療室が過密状態にあると以前に発表していました。
【用語解説】
1. レプトスピラ症 – 細菌感染症の一種で、主に汚染された水や土壌を介して感染します。
2. DOH – フィリピン保健省の略称。
3. レプトスピラ症ファストレーン – レプトスピラ症の迅速な診断と治療を行うための専用レーン。
4. ドキシサイクリン – 抗生物質の一種で、レプトスピラ症の治療に使用されます。
5. サナトリウム – 結核などの慢性疾患の療養所。
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出典