地震で海底隆起、サランガニの海洋生物死す

サランガニで発生したマグニチュード7.8の地震により海底が隆起し、海洋生物が死滅

サランガニ湾保護海域管理事務所は、グランの一部地域で海面が予想外に低下したという住民からの報告を受け取りました。この異常な環境変化は、地震発生から2日後の6月10日に初めて当局に報告されました。

この報告を受けて、グランの地域環境天然資源事務所のチームが保護地域のレンジャーと共に沿岸の調査を行いました。調査中、長い海岸線が露出していることが確認されました。

バランガイ・パンギャンのパンギャン海洋保護区では、かつて水中にあったサンゴ礁や海草床が水面上に姿を現していました。

これらの重要な海洋生息地が空気と熱にさらされ続けたため、すぐに損傷の兆候が現れました。サンゴや海草床が死に始め、それに依存する多くの生物が食料や住処を失うことになりました。

現場では、死んだサンゴ礁の魚、ウナギ、ハマグリ、貝殻、その他の海洋生物が発見されました。

海岸近くに住む住民たちは、腐敗した海洋生物から発生する強い臭いに懸念を示しました。一部の住民は、この臭いと増え続ける死んだ生物が、早急に対策を講じなければ健康や環境に問題を引き起こすのではないかと恐れています。

フィリピン火山地震研究所と環境天然資源省鉱山地質局第12地域のさらなる調査により、地震がバランガイ・パンギャンの沿岸地域を最大2メートル隆起させたことが確認されました。この変化により、海岸線は約200メートル延びました。

同様の現象がダバオ・オクシデンタルのホセ・アバド・サントスでも報告され、この強力な地震の影響が示されています。

環境天然資源省ソクサージェン地域は、影響を受けた海岸線の詳細な調査を行う科学的評価チームを6月16日に組織する予定です。

【用語解説】

– サランガニ湾:フィリピンのミンダナオ島南部に位置する湾で、豊かな海洋生態系を持つ。
– バランガイ:フィリピンにおける最小の行政単位で、地区や村を指す。
– 環境天然資源省(DENR):フィリピンの環境保護と天然資源管理を担当する政府機関。


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