ドゥテルテ氏、ICC裁判の規則公表 11月30日開廷

国際刑事裁判所(ICC)は、11月30日に開幕するロドリゴ・ドゥテルテ元フィリピン大統領の裁判に先立ち、裁判のルールを発表しました。

昨年4月、ICCの予審部は、ドゥテルテ元大統領に対するすべての容疑を確認しました。これは、彼の大統領在任中の反麻薬キャンペーンに関連する人道に対する罪の容疑によるものです。

かつて「ザ・パニッシャー」と呼ばれたこの人物は、現在ICCの拘束下にあります。

予審部は、ローマ規程(ICCの設立条約)の第7条第1項(a)に基づき、殺人および殺人未遂の人道に対する罪に対して彼を「責任がある」とする十分な根拠があると判断しました。

最近、11月30日の裁判開始を前に、ICCはドゥテルテ元大統領の裁判を統括するルールを発表しました。

6月19日に発表された「訴訟手続きの指針」の中で、ICCの第III審判部は、裁判の進行方法を明らかにしました。これには、証拠の提示、開会陳述、証人の証言、その他の手続きが含まれています。

ドゥテルテに対する容疑は、「2026年11月30日の裁判開始時に読み上げられる」としています。

裁判開始前に、検察は8月31日までに詳細な裁判概要書を提出し、証人リストと提示予定の証拠を提出する必要があります。裁判所のルールに基づき、裁判概要書には、検察側のケースの主要事実、これらの事項について証言が期待される証人の特定、関連する展示物のリスト、そしてそのケースを支持する法的論拠が含まれていなければなりません。

約60〜70人の証人が予定されており、その中には約31人の内部証人が含まれています。被害者の共通法的代表者(CLRV)も、9月28日までに裁判概要書を提出することができます。

ドゥテルテの裁判前には、3回のステータス会議が行われる予定です。これらの会議は、事件の詳細と主要事実について予審部に最新情報を提供し、すべての関係者が裁判に適切に準備できるようにすることを目的としています。

【用語解説】
– 国際刑事裁判所(ICC):国際的な刑事裁判機関で、戦争犯罪や人道に対する罪を裁く。
– ローマ規程:ICCを設立するための国際条約。
– 被害者の共通法的代表者(CLRV):裁判において被害者を代表する法的代理人。


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