マニラ、フィリピン発 — フィリピン国家警察(PNP)のサイバー犯罪対策グループ(PNP-ACG)は、8月3日から9日までの1週間の作戦で26人を逮捕しました。
PNP-ACGのバーナード・ヤン警察准将によりますと、逮捕された者のうち18人はおとり捜査によるもので、残りの8人はさまざまなサイバー犯罪の容疑で指名手配されていた人物です。
さらに、PNP-ACGは1人の被害者を救出し、2人がサイバー犯罪関連の事件で有罪判決を受けました。
一方、合計22件のサイバー令状の執行により、34件の訴訟と15件の予備審問が行われました。
また、PNP-ACGは1週間で357件のサイバーパトロールやオンライン監視を行い、18件のデジタルフォレンジック調査も実施しました。
これらの強化された作戦は、オンラインで蔓延するサイバー犯罪者を一掃するよう指示したニコラス・トーレIII警察長官の命令によるものだとヤン氏は述べています。
【用語解説】
1. PNP-ACG: フィリピン国家警察サイバー犯罪対策グループ
2. Entrapment operation: おとり捜査
3. Cyber warrants: サイバー令状
4. Inquest proceedings: 予備審問
5. Digital forensic examinations: デジタルフォレンジック調査
—
出典