フィリピン沖で貨物船転覆、13人無事救助

シルマ、カマリネス・スル、フィリピン — 一昨日、サンミゲル湾の海域で座礁し傾いた貨物船「LCTゴールデンフェニックス」の13人の乗組員が、小型の漁船によって一人ずつ救助されました。この事故は、シルマ町のマタンダン・シルマ地区の海岸近くで発生しました。

フィリピン沿岸警備隊(PCG)ビコル地区のイヴァン・ロルダン司令官によると、初期調査では、バタンガスから出航したこの船は、カマリネス・スルのリブマナン町に建設資材を運ぶ予定でした。しかし、強風と高波に加え、強い潮流によりシルマの海域に流され、座礁したとされています。

事故が発生した際、漁師たちは迅速に対応し、全ての乗組員を救助しました。また、沿岸警備隊タンバン、沿岸警備隊モバイルチーム・シルマ、海洋環境保護執行対応グループ・ビコルが調査を行いました。

幸いにも、乗組員に怪我人はおらず、油流出や環境被害も確認されていないとのことです。

【用語解説】
1. サンミゲル湾 – フィリピンのカマリネス・スル州にある湾。
2. マタンダン・シルマ – シルマ町にある地区の名前。
3. バタンガス – フィリピンのルソン島南部に位置する州。
4. リブマナン – カマリネス・スル州にある町。
5. ビコル – フィリピンのルソン島南部にある地域。


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