サラ・ドゥテルテ副大統領は、2026年の副大統領府(OVP)に対する903百万ペソの予算案について、マルコス政権を引き合いに出し、予算削減が予想されると述べました。
副大統領府は、2025年の予算配分で大幅な削減を受けた政府機関の一つです。ドゥテルテ副大統領のオフィスは、2025年の提案予算20億ペソから13億ペソの削減を受けました。それにもかかわらず、彼女はオフィスの運営を継続すると保証しています。
2026年については、2025年のパシドゥンオグ(※表彰イベント)で、副大統領は予算審議でスタッフが屈辱を受けることを避けるため、オフィスの予算を増やす要求をしないと述べました。彼女は、2025年にOVPに与えられた7億ペソに近い7億3300万ペソの予算を要求すると主張しました。
下院は彼女の主張に反応し、副大統領が予算審査における議会の役割を認識することを望んでいると表明しました。最近、OVPが2026年の予算として9億300万ペソを求めていることが確認されました。
しかし、サラ・ドゥテルテ副大統領によれば、2026年のOVPの903百万ペソの提案予算に対する削減は予想していないとのことです。GMAニュースの報道によれば、副大統領はマルコス政権を理由に挙げています。
ドゥテルテ氏は以前、政権の味方ではないと主張し、より高い予算を求めないことを選んだと述べていました。最近、副大統領は、大統領と下院議長が同じであるため、同じ期待を持っていると強調しました。
「行政は変わっていません。私たちの大統領も下院議長も同じです。ですから、副大統領府に与えられるものは期待できません」と副大統領は述べました。
報道によれば、サラ・ドゥテルテ副大統領は、予算管理省(DBM)が承認したのは、彼らが提出し国家支出プログラム(NEP)に組み込んだ予算案と同じであると主張しました。
「もちろん、私たちの期待は、下院に到達したときにそれが削減されることです」と副大統領は述べました。
以前、ボンボン・マルコス大統領は、第4回国情演説で、政府の計画に沿わない予算案は承認しないと述べていました。
【用語解説】
1. パシドゥンオグ: フィリピンの表彰イベントや式典を指す。
2. OVP: Office of the Vice President(副大統領府)の略称。
3. DBM: Department of Budget and Management(予算管理省)の略称。
4. NEP: National Expenditure Program(国家支出プログラム)の略称。
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