マニラのカトリック教会の指導者、ホセ・アドビンクラ枢機卿は、サン・セバスティアン小聖堂と教区の記念祭に参加するカトリック信者に対し、次世代にどのような信仰を伝えるべきかを考えるよう呼びかけました。
アドビンクラ枢機卿は、金曜日にマニラのバシリカでのミサの中で、「私たちは次の世代にどのような教会を引き渡そうとしているのでしょうか。どのような信仰、価値観、献身、そして証を彼らは私たちから受け取るのでしょうか」と述べました。
彼は、記念日とは単なる過去の想起ではなく、信仰を新たにし、希望を持って前進するための招待であると強調しました。
アドビンクラ枢機卿はまた、バシリカを単なる歴史的建造物ではなく、フィリピン人の信仰の生きた証と呼びました。「バシリカの長い歴史は、教会が単に鋼と石で作られた美しい構造物ではないことを私たちに思い出させます」と述べました。
彼は、信仰が世代を超えて受け継がれ、試され、更新されてきたことを反映していると考えています。
枢機卿は、聖母被昇天の祝日にあたるこの日、サン・セバスティアン教区の50周年、バシリカの135周年、ヌエストラ・セニョーラ・デル・カルメン・デ・サン・セバスティアンの戴冠35周年を記念する説教を行いました。
彼は、日々の信仰を生きる模範としてマリアを指摘し、「マリアは、神への忠誠が単に私たちの旅の長さで測られるのではなく、毎日神に『はい』と言う忠実さによって測られることを教えてくれます」と述べました。
アドビンクラ枢機卿は、カトリック信者に対して、謙虚さ、自己犠牲、正義への献身を通じてマリアを見習うよう促しました。
祝祭には、カルメル山の聖母の戴冠の再現と、バシリカのティンティナブルムとアンブラキュラムの祝福が含まれていました。
近隣の通りでの行列が祝祭の締めくくりとなりました。
サン・セバスティアン教会は1621年にアウグスティノ会によって創設され、1891年にフィリピン初の全鋼鉄製バシリカとなり、1982年に国の歴史的ランドマークに指定されました。
1991年には、ヌエストラ・セニョーラ・デル・カルメン・デ・サン・セバスティアンがキアポの母であり女王として戴冠されました。
【用語解説】
– バシリカ:カトリック教会における特別な地位を持つ教会堂のこと。
– ティンティナブルムとアンブラキュラム:カトリックの儀式で用いられる教会の象徴的な物品。
