がん患者のための聖エゼキエル・モレノへの信仰が深まる
カトリックの信者たちは、がん患者に希望を与えるために聖エゼキエル・モレノへの信仰を深めています。この病気は依然として多くのフィリピンの家族に影響を与えています。
アウグスティニア・レコレクツの聖エゼキエル・モレノ管区のバーナード・アンパラド神父は、この信仰を個人的な祈りの範囲を超えて広めたいと述べました。
「私たちは、この信仰ががん患者にとって希望と癒しの手段となるよう積極的に取り組んでいます」とアンパラド神父はラジオ・ベリタスに語り、牧会ケア、聖油の塗布、聖人の遺物への崇敬がその実践の一部であるべきだと付け加えました。
フィリピンでは毎年約15万件の新たながん症例が報告されており、乳がんと子宮頸がんが最も一般的です。
アウグスティニア・レコレクツは、全国的な聖人の遺物の巡礼や祝祭を通じて信仰を広めています。
フィリピン駐在の教皇大使であるチャールズ・ブラウン大司教は、8月19日に聖人の死の120周年を記念し、苦しみは信仰を弱めるのではなく深めることができると述べました。
「その苦しみは彼をイエスから引き離すことはありませんでした。むしろ、イエスが彼に近くにいることを実感させました」とブラウン大司教はアンティポロ市の聖エゼキエル・モレノ修練院での説教で語りました。
彼は、聖人の祝祭日に行われたミサを病者、特にがん患者のために捧げました。
彼はフィリピンのマニラ、パラワン、ミンドロで15年間宣教師として活動した後、コロンビアでの活動を経てスペインで司教となりました。病を抱えながらも1906年8月19日に58歳で亡くなりました。
ヨハネ・パウロ2世は1992年に彼を列聖し、教会は彼をがん患者の守護聖人として認めています。
フィリピンの多くの教区が現在、聖エゼキエルを守護聖人として敬い、彼の遺物を崇敬し、病者への牧会ケアを支援しています。
2024年には、フィリピンカトリック司教協議会が彼の祝日を全国的な義務的記念日に昇格させました。
【用語解説】
– アウグスティニア・レコレクツ:カトリック教会の修道会の一つで、聖エゼキエル・モレノを守護聖人としています。
– 聖エゼキエル・モレノ:がん患者の守護聖人として知られるカトリックの聖人。
– 教皇大使:ローマ教皇の代理として各国に派遣される外交官。
