BARMM選挙に向けた銃規制が開始されました

マニラ、フィリピン — フィリピン選挙管理委員会(Comelec)は昨日、バンサモロ自治地域(BARMM)で予定されている議会選挙に関連して、銃の所持禁止令を施行いたしました。

この銃の所持禁止令は、2025年8月14日から10月28日まで続き、選挙運動期間は8月28日から10月11日までとなっております。

BARMMの議会選挙は2025年10月13日に予定されております。

また、Comelecは銃の所持禁止に加え、選挙管理委員会の許可なしにボディーガードを持つこと、新しい投票所の変更や設置、政府職員の異動を禁止しております。

さらに、反応部隊やストライクフォースの組織化、選挙で選ばれた役人の許可なしの停職、及び違法な囚人の釈放も禁止されております。

違反者には、1年から6年の懲役、投票権の剥奪、及び政府職の資格剥奪の可能性があるとComelecは付け加えました。

【用語解説】
1. バンサモロ自治地域(BARMM): フィリピン南部に位置するイスラム教徒が多数を占める自治地域。
2. フィリピン選挙管理委員会(Comelec): フィリピンの選挙を管理・監督する政府機関。


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