インドネシア西ジャワで山火事拡大 237ヘクタール焼失

インドネシア、237ヘクタールが焼失し森林火災危機が深刻化

インドネシア・西ジャワ州では、長引く乾燥した気候により危険な森林火災が拡大しており、少なくとも237ヘクタールが焼失しました。

現地メディアの報道によりますと、西ジャワ州では森林や土地の火災が拡大し、木々や土地が少なくとも237ヘクタールにわたって焼失しているとのことです。

西ジャワ地方災害管理局は、州内のさまざまな地域で合計168件の火災が発生したと記録しました。スメダン県では報告された件数が最も多く、22件の火災が確認されたと放送局コンパスが報じました。

当局によれば、火災は21の地区と都市にまたがる186のサブ地区に影響を及ぼしていますが、住民の負傷は報告されていないとのことです。

インドネシアを襲っている異常に長い乾季が状況を悪化させています。エルニーニョ現象の影響で気温が上昇し乾燥した状態が続いており、植生が容易に燃え、火災が急速に拡大する環境が生まれています。

火災の規模は悪化するインドネシアの森林火災の状況に対する懸念を高めています。7月だけで約95,000ヘクタールの土地が焼失したと報じられています。一方、林業省の推計によれば、7月末までに全国で約202,000ヘクタールがすでに火災の影響を受けているとのことです。

火災の影響は野生動物にも及んでおり、特にオランウータンの生息地が煙の影響を受けています。

オランウータンの死亡後に行われた解剖では、いくつかの臓器に異常が見られ、心臓、腎臓、肺が特に影響を受けていたと西カリマンタン自然資源保護局のムルラン・ダメリア・パネ局長が述べました。

パネ局長は、病理学的な所見が森林火災の煙への長期間の曝露と関連していると疑われると述べました。

今回の火災は、インドネシアの長引く乾燥した気候がもたらす広範な環境への影響を浮き彫りにしています。関係当局は影響を受けた地域での火災の監視と対応を続けていますが、森林と野生動物の生息地の破壊は、乾燥した天候が続く中で依然として大きな懸念事項となっています。

【用語解説】
– エルニーニョ現象: 太平洋赤道域の海水温が異常に高くなる現象で、世界各地の気候に影響を与える。
– スメダン県: 西ジャワ州に位置する行政区域。
– オランウータン: ボルネオ島やスマトラ島に生息する大型類人猿。


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