ボンボン・マルコス大統領のオフィスは、国内外の出張のために10億ペソを超える予算を求めています。
2026年の予算案に関する国家支出計画(NEP)は、現在、下院に提出されています。予算管理省(DBM)が昨日、下院議長のマーティン・ロムアルデス氏に提出しました。
NEPが議会での予算審議に移されたことを受け、ボンボン・マルコス大統領は議会に対し、2026年の予算案を「迅速に成立させる」よう求めました。また、上院と下院が行政と協力し、「バゴン・ピリピナス(※新しいフィリピン)」の目標を達成するために努力するよう呼びかけました。
マルコス・ジュニア氏は、国が「繁栄のアジェンダ」に向けて順調に進んでいると主張しています。また、特にアジア太平洋地域において、国がリーダーとなる可能性があると信じています。
一方で、大統領は、国がパンデミックからすでに回復しているにもかかわらず、まだ多くの再建が必要であることを認識しています。彼は政府の主要な部門に対する予算配分を明らかにしました。
ボンボン・マルコス大統領によれば、2026年度の予算案では、以下の主要部門に対して次のような予算が提案されています。
GMAニュースの報道によると、2026年のボンボン・マルコス大統領の出張予算について、彼のオフィスは2025年の予算をわずかに上回る額を求めています。大統領のオフィスは、来年の国内外の出張のために10億183万4000ペソを要求しています。
現在の予算要求は、2025年のマルコス・ジュニア氏の出張に対して認められた9億8264万9000ペソの予算よりもわずかに高くなっています。報道によれば、今年、大統領はアメリカ合衆国とインド共和国を訪問しました。また、マレーシアのクアラルンプールで開催されたASEANサミットおよび関連サミットにも参加しました。
大統領府は、今年の159億ペソを大幅に上回る273億6200万ペソの予算を求めています。ボンボン・マルコス大統領のオフィスは、2026年に最大の機密および情報収集資金を得ることも予定されています。
【用語解説】
1. バゴン・ピリピナス: 新しいフィリピンを意味するスローガンで、フィリピンの発展や改革を象徴するもの。
2. NEP(国家支出計画): フィリピン政府が毎年提出する予算案の計画書。
3. DBM(予算管理省): フィリピン政府の予算編成を担当する省庁。
4. ASEANサミット: 東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会議。
5. 機密および情報収集資金: 政府の機密活動や情報収集のために使用される特別な予算。
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