フィリピンのサランガニ州アラベル、バランガイ・ダタル・アンガスにあるグラマン川で、土地の紛争を解決するための伝統的な儀式「スリフ」に参加した2人の先住民農家が溺死しました。事件は10月16日金曜日の朝に発生しました。
亡くなったのは、シティオ・ウロ・トゥバイに住む69歳のトニー・ブラノン・マンザグさんと、バランガイ・ダタル・アンガスのシティオ・カティンボルに住む49歳のガスパー・トゥサン・パラサノンさんで、どちらもタガカウロ先住民コミュニティの一員でした。
アラベル警察の調査によりますと、2人はバランガイでの土地紛争について合意に至らず、伝統的な正義の儀式「スリフ」を行うことを決定したということです。
この儀式では、紛争解決の一環として、2人の男性が川に浸かり続けることが求められます。
午前10時、マンザグさんとパラサノンさんは、シティオ・グラマンのグラマン川でこの儀式を行いました。
警察によれば、2人は約12分間水に浸かった後、呼吸困難を経験しました。
そのため、2人はサランガニ州立病院に緊急搬送されましたが、マンザグさんは到着時に死亡が確認され、数時間後にパラサノンさんも亡くなりました。
警察は引き続きこの事件について調査を進めています。
【用語解説】
– スリフ:フィリピンの一部地域で行われる伝統的な紛争解決の儀式。
