自ら設置した防犯カメラで窃盗犯が発覚!

CCTV設置業者が、自ら設置したカメラにより、トンド、マニラのバランガイ210でLPGタンクを盗む姿が捉えられました。

2025年8月14日木曜日の真夜中、以前にある家にCCTVカメラを設置した男性が、同じカメラにLPGタンクを盗む姿が記録されました。

映像には、男性がLPGタンクの上に置かれていた鍋に手を伸ばし、鍋を床に置いた後、タンクを持ち上げてすぐに家を出る様子が映っていました。

家主のシエラ・レイエスさんは、泥棒がCCTVカメラを設置した人物であり、近所でもよく見かける顔だったため、すぐに彼を認識しました。男性は顔を隠そうとしましたが、家族にとって彼の正体は明らかでした。

盗難が発生した時、家の中の全員が寝ており、翌朝にCCTVの映像を見て事件を発見しました。

家族はすぐにバランガイに盗難を報告しました。役人によると、容疑者は地元で大工仕事や配管工事などの修理を行うことで知られており、低料金のため住民から小さな仕事を依頼されることが多かったそうです。

しかし、彼は以前にも軽犯罪に関与しており、バランガイの薬物監視リストにも載っていました。

容疑者は同日午前8時頃に近隣のバランガイに向かう姿が最後に目撃され、それ以降は姿を見せていません。現在、当局は彼を捜索中です。

バランガイの役人は、住民に対し、たとえ顔見知りであっても家に入れる人物には注意を払うよう呼びかけています。親しみが安全を保証するわけではないため、警戒を怠らず、信頼する人物の行動を観察することの重要性を強調しています。

同様の報告として、レイテで子豚を盗む姿がCCTVに捉えられた男性の事件もあります。

【用語解説】
– バランガイ: フィリピンの最小行政区画で、地域コミュニティを指します。
– LPGタンク: 液化石油ガスを貯蔵するタンクで、家庭用燃料として一般的に使用されます。


出典