マヨン火山のラハールが住宅地を襲う

フィリピン、アルバイ州ギノバタン — アルバイ州安全・緊急管理局(APSEMO)とこの町の地方自治体は、先週水曜日の午後に発生した激しい降雨の影響で、マヨン山周辺のブラカイ・マサラワグとその隣接地域でラハール(※火山泥流)が発生したため、昨日まで厳重な監視を続けておりました。

ラハールは泥、砂、砂利、大きな岩、火山の上からの瓦礫が混ざり合い、約1フィートの高さまで溢れ出し、同バランガイのプーロク4の道路を覆いました。これは午後2時頃のことでした。

このため、ブラカイ・ドーニャ・トマサ、ブラカイ・ムラドブカッド・グランデ、ブラカイ・ムラドブカッド・ペケーニョに向かう道路は、いかなる種類の車両も通行できなくなりました。しかし、町の地方自治体とDPWH(公共事業道路省)の第3工学地区事務所が派遣した重機による除去作業が行われた後、再び通行可能となりました。

【用語解説】
1. ラハール: 火山の噴火や豪雨によって発生する泥流。火山灰や土砂が水と混ざり合って流れる現象。
2. プーロク: フィリピンの小さなコミュニティや地区を指す単位。
3. DPWH: フィリピンの公共事業道路省。道路や橋梁の建設・維持管理を担当する政府機関。


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