消防士、誤っておもちゃを飲み込んだ幼児を救助し称賛を受ける
ラグナ州アラミノスで、3歳の女の子が誤って小さなおもちゃを飲み込んでしまい、命に関わる状況に陥りましたが、消防士たちが彼女を救助しました。
消防士は、火災を消火し危険な状況から人々を救助することを主な任務とする訓練を受けた公共安全の専門家です。しかし、彼らの仕事は火災の消火にとどまりません。事故や自然災害、医療事故などの緊急事態にも対応します。
最近、消防局(BFP)のジャン・ヴィンセント・アルバ氏とロイド・アーロン・ヒメネス氏は、カランバ市の地域本部での勤務を終えて帰宅途中でした。
彼らはルセナ市防災管理事務所に配属された救急車に乗っており、マハルリカ・ハイウェイ沿いのバランガイ・サン・ベニートで騒ぎに気付きました。
最初はその場所を通り過ぎましたが、本能的に引き返すことを決めました。戻ってみると、おもちゃを飲み込んでしまい息ができなくなっている小さな女の子を発見しました。
ためらうことなく、2人の消防士は救助に駆けつけました。彼らはすぐに応急処置を施し、子どもの気道を確保するための適切な手順を慎重に実行しました。数分後、彼女の喉を塞いでいたおもちゃが取り除かれ、再び呼吸ができるようになりました。
同様の出来事として、
セブで4歳の男の子が5ペソ硬貨を飲み込む
という事例もあります。
救助が成功した後、子どもはすぐにサンパブロ・カレッジ・メディカルセンターに運ばれ、さらなる治療を受けました。彼女は緊急治療室に入院し、完全に安全で危険がないことを確認するために医療スタッフに引き渡されました。
この2人の消防士の行動は、緊急事態において迅速かつ冷静に行動することの重要性を示しました。彼らが立ち止まり状況を確認するという決断が、子どもの家族やその場に居合わせた人々にとって恐怖を安堵に変える大きな違いを生み出しました。
【用語解説】
1. バランガイ – フィリピンの最小の行政区画で、町や市の一部を構成する地域。
2. マハルリカ・ハイウェイ – フィリピンの主要な国道の一つで、ルソン島を縦断する道路。
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出典