マニラ、フィリピン — セブ州マンデュエ市で、24歳の男性が洪水の激しい流れに巻き込まれて亡くなり、数百人が避難しました。これは金曜日の夜に発生したもので、昨日の報告によります。
亡くなった被害者は、マンデュエ市パクナアン地区のシティオ・リロケーションサイトに住むジェレミー・ボリンケットさんと確認されました。
マンデュエ市災害リスク軽減管理センター(DRRMC)の報告によりますと、市の大部分を浸水させた激しい洪水は、金曜日の強い降雨が原因でした。
報告によれば、被害者と2人の若者は洪水の流れに流されたタクシーを追いかけていましたが、残念ながら被害者も流されてしまいました。同行していた2人のティーンエイジャーは、ホースにしがみつくことで無事でした。
被害者の遺体は、翌朝6時頃、洪水が引いた後、シティオ・ガンガアンのマングローブの近くで発見されました。そこはタクシーが洪水で沈んだ場所から数メートル離れたところでした。
さらに、被害者と2人のティーンエイジャーは、洪水の急激な増水に驚かされる前に飲酒していたことが判明しました。洪水では、車やオートバイなどの車両も浮かび流されていました。
マンデュエ市では、さまざまなバランガイから1,246人の住民が高い洪水のために避難しました。
一方、セブ市でも胸の高さまでの洪水が発生し、300家族が避難しました。地元政府は、洪水で被害を受けた家族に支援物資を配布しました。
【用語解説】
1. シティオ – 小さな集落や地区を指すフィリピンの用語。
2. リロケーションサイト – 移転先の住宅地を指す。
3. マングローブ – 熱帯や亜熱帯の沿岸に生育する植物群。
4. バランガイ – フィリピンの最小行政区画。
5. DRRMC – 災害リスク軽減管理センターの略称。
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出典