セブの病院で心温まるパンの贈り物

フィリピンの病院で、心温まる瞬間がありました。訪問者が患者にパンを配布したのです。

エリカ・メイ・イゴットさんは、ラプラプ市(※セブ州の都市)の病棟で治療を受けている人々に、善意のサマリタン(※親切な人々)から送られたお金を使ってパンを手渡しました。映像には、8月15日にこの親切な女性が包装されたパンを患者に渡している様子が映っています。

治療を受けている人々やその家族は、エリカさんの心温まる行動に感謝の言葉を述べていました。

エリカさんは、カラジャイ病院(※セブの病院)で病気の叔母を訪ねた際、ラミル・エヤスさんという高齢の男性が、家族も食べ物も持ち物もなく、ベッドに一人でいるのを見かけたと振り返ります。

彼女はこう言いました。「叔母に尋ねると、ラミルさんは本当に不運で、家族はおらず、近所の人だけが頼りだと聞きました。その時、彼は熱もありました。もし私にお金があれば、彼を助けたいと思いました。」

「叔母と一緒にビデオを撮り、彼の映像も撮ってオンラインに投稿しました。すると、数時間後には多くの心配してくれる人々が彼を助けようと連絡をくれました。それで、私はパンと大人用おむつを一人の患者のために購入することにしました。」

現在、エリカさんはラミルさんのために資金を集めており、彼は重篤な状態で、クロスブラッドマッチング(※血液型適合検査)が必要です。

【用語解説】

– ラプラプ市: セブ州にある都市。
– 善意のサマリタン: 親切な人々を指す表現。
– カラジャイ病院: セブにある病院。
– クロスブラッドマッチング: 血液型適合検査。


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