日本人2名殺害、同胞の関与か?マニラ警察発表

マニラ、フィリピン発 — 先週の金曜日に強盗され殺害された2人の日本人が、同じ日本人によって雇われた「カババヤン」(※同郷の人)によって殺されたとされています。

マニラ警察署エルミタ警察署5の署長、アルフォンソ・サリグンバ警察大佐によれば、同じく日本人が、アベル・マナバット(62歳)とアルバート・マナバット(50歳)の兄弟を雇い、被害者である中山昭信さん(41歳)と佐取英明さん(53歳)を殺害するよう依頼したとのことです。その報酬は900万ペソとされていましたが、兄弟が受け取ったのはまだ1万ペソの前金のみでした。

調査によると、被害者の2人は娯楽やカジノで遊ぶために定期的にフィリピンを訪れていたとのことです。

当局は、事件の真の動機や背後にいる人物、そしてこの事件が日本の大きな犯罪組織と関連している可能性があるかどうかを調査しています。

これに関連して、マニラ市長のフランシスコ「イスコ・モレノ」ドマゴソ氏は、もう一人の容疑者の追跡を命じました。

この事件は孤立したケースであるものの、ドマゴソ市長はこのような犯罪がマニラ市で発生することを許さないと述べています。

「マニラ市民に約束したように、犯罪が発生した瞬間にすべてを止めることはできないかもしれませんが、正義が実現されることを確実にします」とドマゴソ市長は述べました。

逮捕された2人の容疑者には、殺人と窃盗の罪が課されています。

【用語解説】
1. カババヤン – 同郷の人、同じ国や地域の出身者を指す言葉。
2. ペソ – フィリピンの通貨単位。


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