学校の安全確保へ、警察と教育省が連携

マニラ、フィリピン — フィリピン国家警察(PNP)と教育省(DepEd)は、学校があらゆる種類の暴力から安全な場所であることを確保すると明言いたしました。

これは、最近PNPのニコラス・トーレ三世将軍が教育長官のソニー・アンガラ氏と会談したことに続くものです。

アンガラ氏はトーレ将軍に対し、学校周辺での警察の存在感をさらに強化し、また、バランガイ(※地域の行政単位)をあらゆる事件の初動対応者として強化するよう要請したことが判明しました。

フェルディナンド・R・マルコス・ジュニア大統領は、DepEdやPNPを含むさまざまな政府機関に対し、常に生徒、教師、学校職員の安全と福祉を確保するよう指示しておりました。

DepEdは、ヌエバ・エシハ州サンタ・ローサでの生徒への銃撃事件や、ラナオ・デル・スル州での教師殺害事件など、学校での暴力事件の連続に懸念を示しました。

トーレ将軍は、全国親教師協会の「学校周辺に警察は不要」という声明を尊重しつつも、生徒、教師、そして学校自体の安全をあらゆる犯罪から守ることが彼らの責任であると強調しました。

トーレ将軍によれば、学校やいくつかの重要な施設における警察の存在は依然として大きな助けとなります。

さらに、警察はそれぞれの責任区域(AOR)でのパトロールも行っております。

【用語解説】
1. バランガイ: フィリピンの最小の行政単位で、地域のコミュニティを指します。


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