嫉妬による事件
マニラ、フィリピン — ケソン市で、ある警察官が自宅で同居中のパートナーと飲酒していた刑務官を見つけ、発砲しようとする騒ぎが昨日未明に発生しました。
ケソン市警察地区(QCPD)パヤタス・バゴン・シランガン警察署13の報告によりますと、この事件は火曜日の午前0時20分頃、犯罪捜査部(CIDG)に所属する警察軍曹の自宅で発生しました。この警察官はケソン市のバランガイ・パヤタスに住んでいます。
PCplルシオ・タルンによると、31歳の「メアリー・ジョイ」という仮名の女性が、刑務官を自宅に招いて飲酒をしていました。刑務官は運転手の「ビラドレス」という仮名の男性を連れてきて、彼らが飲んでいる最中に警察官が帰宅しました。
嫉妬に駆られた警察官は、刑務官と運転手に対して警察官であるかどうかを問いただし、彼らはうなずいて答えました。
これにより、二人の間で激しい口論が始まり、警察官は怒りに任せて手に取れる物を投げつけ、ついには銃を取り出しました。
刑務官はすぐに警察官の銃を奪おうとし、二人はもみ合いになり、結果として双方が負傷しました。
二人は、通報を受けた警察官が911からの連絡を受けて駆けつけたことでようやく鎮まりました。
警察官は重い脅迫と軽傷の罪に直面しており、刑務官とその運転手は軽傷と権限の不正行使の罪に問われています。
【用語解説】
1. バランガイ(Barangay) – フィリピンの最小行政区画で、日本の町内会に相当する。
2. ケソン市(Quezon City) – フィリピンの首都圏にある主要都市の一つ。
3. クリミナル・インベスティゲーション・アンド・ディテクション・グループ(CIDG) – フィリピン国家警察の一部門で、犯罪捜査を専門とする。