マニラ、フィリピン — カトリック教会は、イロコス・スル州サンタ・マリアにあるアワー・レディ・オブ・アサンプション教区を「小バシリカ」として正式に宣言いたしました。
ヌエバ・セゴビア大司教区によりますと、これが彼らの州で2番目の小バシリカとなります。
この教区の昇格は、被昇天の聖母マリアの祭日に行われた聖なるミサで公式に行われ、教皇大使チャールズ・ジョン・ブラウン大司教が主導いたしました。
ブラウン大司教と共にこの聖なるミサを執り行ったのは、ヌエバ・セゴビアのマルロ・ペラルタ大司教、イラガンのデイビッド・ウィリアム・アントニオ司教、そして北ルソンからの数人の司教たちでございました。
教皇大使はメッセージの中で、「小バシリカ」という称号は、地元教会と教皇とのより強い結びつきを示し、普遍的な教会の交わりを象徴していると述べました。
また、アントニオ司教は、かつてヌエバ・セゴビアの補佐司教であった際に、「教区の小バシリカへの昇格は報酬ではなく、使命への呼びかけである」と説教の中で語りました。
【用語解説】
– 小バシリカ: カトリック教会における特別な称号を持つ教会で、教皇との特別な関係を示す。
– 教皇大使: 教皇の外交使節として各国に派遣される高位聖職者。
– 被昇天の聖母マリアの祭日: 聖母マリアが天に上げられたことを記念するカトリックの祝日。