マニラ、フィリピン — ザンボアンガ市の市政府は、火曜日に市内の公共墓地で、家族が引き取りに来なかった37体の遺体を「集団埋葬」しました。
市社会福祉開発局によりますと、埋葬されたのは33人の男性、2人の女性、そして性別が特定できない2体の遺体で、これらは腐敗が進んでいたためです。
ザンボアンガ市の地方政府の報告によれば、これらの遺体は、司祭による祝福を受けた後、市内のタラバアン墓地に埋葬されました。
埋葬された中には、サンラモン刑務所からの32人の受刑者と、バランガイ・サンガリおよびシマリキからの5人が含まれています。いずれも市内の出身者です。
これらの遺体は長い間、家族が引き取りに来ず、身元も確認されていないもので、中には2024年から葬儀場に保管されていたものもあります。
【用語解説】
– バランガイ(地区):フィリピンの最小行政区画で、村や町内会に相当します。
– サンラモン刑務所:フィリピンのザンボアンガ市にある刑務所です。