マニラ、フィリピン — 昨日、メトロマニラのいくつかの都市は、台風「イサン」とハバガット(※南西モンスーン)による強い雨と洪水のため、午後の授業を中止しました。
授業を中止した都市には、マニラ、サンフアン、マリキナ、マンダルヨン、パシッグ、パサイ、パテロス、タギッグ、パラニャーケ、ラスピニャス、ムンティンルパ、カローカン、マラボン、ナヴォタス、バレンスエラが含まれます。
マニラでは、フランシスコ「イスコ・モレノ」ドマゴソ市長が、マニラ災害リスク削減管理局(DRRMO)の勧告に基づき、公立および私立学校の全ての学年で授業の中止を即座に指示しました。代替授業形態(ADM)への移行を指示されました。
午前9時25分頃、レベリザとキリノ通りの角、タフト通りキリノ、オスピタル・ナグ・マニラ、タフト通りとナクピル通りの角、フィリピン・クリスチャン大学、ペドロ・ギル、マニラ・サイエンス高校、パドレ・フォーラ、タフト通りエルミタ、NBI前、カラウ、ファイナンス・ロード、アヤラ大通り、バセコ市場で、側溝の深さの洪水が記録されました。市役所も水に浸かりました。
サンフアン市、マリキナ市、マンダルヨン市、タギッグ市、パサイ市では、LGU(地方自治体)が午後の授業を中止し、学生がより激しい雨や洪水に巻き込まれないようにしました。
ムンティンルパ市のルフィ・ビアゾン市長は、ムンティンルパ市災害レジリエンス管理局の勧告に従い、授業の中止を決定しました。降雨の可能性は91%とされています。
同様に、ラスピニャス市、パラニャーケ市、パテロス市も、いくつかの道路での雨と洪水の脅威のため、午後の授業を中止しました。
カローカン市、マラボン市、ナヴォタス市、バレンスエラ市のLGUも、安全を最優先に考え、全ての学年で午後の授業を中止することを決定しました。
一方、パシッグ市の公共情報局は、幼稚園から高等学校までの対面授業を中止すると発表しました。これには、デイケアセンターと代替学習システム(ALS)も含まれます。
【用語解説】
– ハバガット: 南西モンスーンのこと。フィリピンでは6月から10月にかけて吹く風で、雨季の主な原因とされています。
– LGU: 地方自治体(Local Government Unit)の略称。フィリピンの地方行政単位を指します。
– ADM: 代替授業形態(Alternative Delivery Mode)の略称。通常の授業が困難な場合に用いられる教育方法です。