コタバト市、フィリピン — フィリピン麻薬取締局と警察が共同で行った麻薬取締作戦において、コタバト市のバランガイ・ポブラシオン・マザーで、5人の男性がその麻薬取引所でP102,000相当のシャブ(※メタンフェタミンの一種)を所持しているところを発見されました。
容疑者であるダトゥ・ラシッド・カンダオ・エンバ、マーロン・ジュリアーノ・マングロン、ザルカルナイン・カルナイン・タリブ、ジョハルト・ミンカ・トゥアン、アブドゥラクマン・ノンカ・ギアマルディンは、2002年包括的危険薬物法違反の罪で既に起訴されており、現在はPDEA-バンサモロ自治地域(BARMM)の拘留下にあります。
PDEA-BARMMのディレクターであるギル・セサリオ・カストロ氏によれば、容疑者たちは、コタバト市警察署の捜査員に15グラムのシャブを売却した際に、彼らの麻薬取引所での囮捜査で逮捕されましたが、抵抗しなかったとのことです。
カストロ氏は、マルチセクター・コタバト市平和秩序評議会の議長であるブルース・マタバラオ市長と、コタバト市警察のジビン・ボンカヤオ大佐に、囮捜査の実施に協力し、5人の容疑者を逮捕する結果をもたらしたことに対して、感謝の意を表しました。この麻薬取引所は現在、バランガイ・ポブラシオン・マザーのプーロク・カブンタランで閉鎖されています。
マタバラオ市長は、バランガイ・ポブラシオン・マザーの地域リーダーたちに対し、エンバ、マングロン、タリブ、トゥアン、ギアマルディンに対する適切な訴訟を起こすため、彼らから押収したP102,000相当のシャブを証拠として使用するよう指示しました。
【用語解説】
– シャブ: メタンフェタミンの一種で、フィリピンでは違法薬物として取り締まりの対象となっています。
– バンサモロ自治地域(BARMM): フィリピン南部に位置する自治地域で、主にイスラム教徒が居住しています。