パサイ市で警官射殺、2人が流れ弾で負傷

2人が流れ弾で負傷

マニラ、フィリピン — マニラ警察地区のメンバーが、ライディング・イン・タンデム(※バイクに二人乗りの犯罪者)によって銃撃され死亡し、他の2人も負傷する事件が一昨日の夜、パサイ市で発生しました。

パサイ市総合病院に搬送された被害者のPSSgt. ジョマー・M・カリギランさん(39歳)は、マニラ警察地区戦術作戦センターに所属しており、胸、脇の下、腕に銃弾を受けて死亡しました。

流れ弾によって負傷したのは、アロン・バルデニブロさん(31歳)とメルチョル・ベルムンドさん(64歳)で、どちらもパサイ市の住民です。彼らはマニラ・アドベンティスト医療センターで治療を受けています。

パサイ市警察の調査によると、事件は土曜日の夜8時頃、パサイ市のタフト・アベニューとプリメロ・デ・マヨ通り、バランガイ90で発生しました。

CCTVの映像には、被害者の警察官がメイジェール広告の前でバイクに座っているところに、黒いヘルメットと黒いジャケットを着たライディング・イン・タンデムの一人が通り過ぎる様子が映っていました。

その男はタイミングを見計らって戻り、警察官に近づいて何度も発砲しました。被害者は銃弾を受けながらも少しの間逃げることができ、反撃の発砲をした後、最終的に歩道の端に倒れました。その後、警察官を助ける男性の姿が見られました。

別のCCTV映像には、銃撃犯がシルバーのNMAXに乗り、もう一人のヘルメットをかぶった容疑者が運転する様子が映っていました。

調査の結果、2人の男性が流れ弾に当たったことが判明しました。

迅速にホットパースートとドラグネット作戦が行われましたが、容疑者を見つけることはできませんでした。

【用語解説】
– ライディング・イン・タンデム: バイクに二人乗りの犯罪者を指すフィリピン特有の用語です。


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