パシッグ川で発見された少女の悲劇的な最期

マニラ、フィリピン — 一人の少女が一昨日、マニラのサンニコラスにあるパシッグ川で浮かんでいる状態で発見されました。

マニラ警察地区(MPD)のデルパン警察署の当直捜査官であるポール・ジョン・デラ・フエンテ氏の報告によれば、午前11時過ぎにフィリピン沿岸警備隊(PCG)からフィリピン港湾局(PPA)のドッキングエリアで浮かんでいる遺体についての通報を受けました。このエリアはバランガイ275に属しています。被害者は17歳のこの地域の住民で、名前は公表されていません。

デラ・フエンテ氏によると、バージとボートを牽引していたタグボートが遺体を発見し、デルパンの岸に運びました。彼によれば、被害者の遺体は発見時に膨らんでおり、長い間水に浸かっていた可能性があるとのことです。

被害者の両親は遺体を確認しました。被害者の母親であるビバリーさんによれば、最後に娘を見たのは木曜日の午後で、娘は恋人と一緒によくたむろしていたトライシクルにいました。

彼女は娘に帰宅するよう促したものの、娘は恋人を待っているため帰宅を拒んだといいます。その後、娘は帰宅せず、家族は彼女を探しましたが見つかりませんでした。

バランガイ284のCCTV映像によれば、金曜日の午前6時過ぎに恋人が被害者に別れを告げ、1時間後に被害者がトライシクルを離れ、それ以降戻らなかったことが確認されました。

また、数人の住民が被害者に近づき、しばしばお金を渡していた自転車に乗った男性を目撃していたといいます。母親は、この男性が娘に何が起こったのかを解明する鍵となる可能性があると期待しています。

【用語解説】
– バランガイ:フィリピンの最小行政区画で、日本の町内会や自治会に相当します。
– トライシクル:フィリピンで一般的な三輪タクシーのことです。


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