報道の独立性を守れ!NUJPが声明発表

NUJPは、最近のコリーナ・サンチェスとジュリアス・ババオに関する問題を取り上げました。

ベテランジャーナリストであるコリーナ・サンチェスとジュリアス・ババオは、自分たちを弁護し、それが調査報道ではなく、「貧困から成功への物語」であると指摘しました。また、インタビューのために何百万もの支払いがあったということも否定しました。

8月24日(日)、NUJPはこの件に関する声明を発表しました。PEPの記事に基づき、ジャーナリストが取材のために金銭やその他の形の贈り物や支払いを受け取ることは、編集の独立性に対する脅威であり、業界の人々やその職業に悪影響を及ぼすと組合は指摘しました。

「これは私たちの職業とその実践者への信頼を損ない、ジャーナリズムが売買可能であるという物語を助長し、政府や民間部門における腐敗に対する監視役としての重要な役割を弱体化させます」と組合は述べました。

しかしながら、NUJPはコリーナ・サンチェスとジュリアス・ババオに対する疑惑が証明されるべきであると強調しました。一方で、組合は業界内での勧誘や未公開の有料コンテンツが一般的であることを認めました。

組合はまた、同僚たちに対して「オンラインで利用可能なリソースを通じて、NUJPのフィリピンジャーナリストのための倫理ガイドを含め、倫理指針を再確認し、再評価すること」を奨励しました。

「NUJPは、国内でより安全で、より良く、より倫理的なジャーナリズムの実践のために、同僚やメディア、報道の自由団体と協力して準備を進めています」と組合は述べました。

【用語解説】
– NUJP: フィリピン全国ジャーナリスト連合(National Union of Journalists of the Philippines)


オリジナルサイトで読む