マギンダナオ・デル・スル州のギンドゥルンガンで、イスラム教の説教師が武装した男たちに銃撃されて命を落とし、彼の家族7人が負傷しました。
マギンダナオ・デル・スル州警察本部のジュゼッペ・タマヨ警部によりますと、この事件は月曜日の午後7時30分にバランガイ・バガンで発生しました。
被害者の説教師はダトゥ・マスラ・マモさんで、彼の親族と共にコタバト市からスルタン・サ・バロンギスに向かうバンに乗っていました。
襲撃を受けたにもかかわらず、運転手はバンを運転してダトゥ・サウディ・アンパトゥアンのバランガイ・クロッシング・サルブまで行き、警察に助けを求めました。
現場では50発以上の銃弾の薬莢が回収され、現在、「リド(※家族間の争い)」が犯罪の動機である可能性があるとして詳細に調査されています。
また、タマヨ警部によりますと、警察は犯人追跡のために陸軍第601歩兵旅団にも協力を求めたとのことです。
【用語解説】
– リド: フィリピンの一部地域で見られる家族間や部族間の争い。