フィリピン軍とNPAの衝突で兵士1名戦死

マニラ、フィリピン — 月曜日にカピス州タパスで、ニュー・ピープルズ・アーミー(NPA)の反乱軍と遭遇した際、1人の兵士が命を落とし、もう1人が負傷しました。

フィリピン陸軍第3歩兵師団(ID)のスポークスマンであるアーウィン・ロメル・ラムゾン大佐は、亡くなった兵士が第12歩兵大隊(IB)のメンバーであるジョン・レイ・クーペラ軍曹であると確認しました。クーペラ軍曹は、同地区のバランガイ・アグパラリでNPAの残り10人のメンバーと遭遇した際に腹部に銃弾を受けました。

午前7時45分頃、バランガイ・アグパラリ、タパスで軍の部隊が反乱軍に対する追撃作戦を行っている最中に、共産主義グループと遭遇しました。戦闘は10分間続き、クーペラ軍曹は腹部下部に銃弾を受けて命を落とし、反乱軍はすぐに逃走しました。

一方、同じバランガイで午前10時28分に2回目の戦闘が発生し、15分間続きました。ある軍曹が体に傷を負い、現場に残された血痕から敵側にも損害があったと考えられています。

第3歩兵師団の司令官であるマイケル・サムソン少将は、クーペラ軍曹の死を悼み、彼が示した勇気と奉仕への献身を称賛しました。

【用語解説】
– ニュー・ピープルズ・アーミー(NPA):フィリピンの共産主義反乱軍で、フィリピン共産党の軍事部門。
– バランガイ:フィリピンの最小の行政区画で、町や市の一部を構成する地区。
– 歩兵大隊(IB):陸軍の基本的な戦闘単位で、歩兵部隊を指します。


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