フィリピン全土に雨、低気圧とハバガットの影響

PAGASA、2025年8月27日(水曜日)の最新天気予報を発表

PAGASA最新情報 – フィリピンの気象庁は、2つの低気圧が国内の一部に雨をもたらすと報告しました。

2025年8月27日(水曜日)、フィリピン大気地球物理天文サービス局(PAGASA)は、国内の最新の天気予報を発表しました。2つの低気圧と南西モンスーンが国内の天候に影響を与える見込みです。

PAGASAの気象専門家であるロリエディン・デ・ラ・クルス・ガリシア氏は、フィリピン責任区域内の2つの低気圧と南西モンスーンが雨を引き起こすと報告しました。

最初の低気圧はケソン州のパトナヌンガン付近で発見され、熱帯低気圧になる可能性は低いとされています。

「この低気圧が台風になる可能性は低く、今日の午後か夜には消滅する可能性があります。しかしながら、ルソンの一部で今日もたらされる雨を無視することはできません」とガリシア氏は述べました。

もう一つの低気圧はパンガシナン州のダグパン市の西で発見され、嵐に発展する中程度の可能性があります。

この低気圧は、メトロマニラ、イロコス地方、カガヤンバレー、コルディリェラ行政地域、中央ルソン、カラバルソンに曇り空と散発的な雨や雷雨をもたらすでしょう。

南西モンスーンは、ビサヤ、ミマロパ、ビコール地方、ザンボアンガ半島、北ミンダナオに同様の天候をもたらします。

ハバガット(南西モンスーン)は、ミンダナオの残りの地域にも部分的に曇りから曇りの空と孤立したにわか雨や雷雨をもたらします。

気象庁は、影響を受ける地域の住民に対し、中程度から時折激しい雨や激しい雷雨による鉄砲水や地滑りの可能性に備えて、予防措置を講じるよう勧告しています。

南ルソン西部の沿岸水域の状態は中程度から荒れ模様になるでしょう。ビサヤとミンダナオ周辺の海の状態は、わずかにから中程度になるとPAGASAは報告しています。

【用語解説】

– ハバガット:フィリピンでの南西モンスーンの呼称で、雨季に影響を与える風のことです。
– カラバルソン:カビテ、ラグナ、バタンガス、リサール、ケソンの各州からなるフィリピンの地域です。
– ミマロパ:ミンドロ、マリンドゥケ、ロンブロン、パラワンの各州からなるフィリピンの地域です。


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