危険運転のジープニー運転手が話題に、当局が調査開始

ジープニードライバーが運転規則を破る様子を撮影したバイラル動画が、フィリピン運輸省(DOTr)の注目を集めました。VISORというメディアが、読者から寄せられた「無謀な」ジープニードライバーを目撃したという動画を取り上げました。

陸運局(LTO)と陸運フランチャイズ規制委員会(LTFRB)は、それぞれ運転免許の発行と公共交通機関の規制、運行フランチャイズの付与を担当しています。

動画には、ジープニードライバーがハンドルを握りながら携帯電話を使い続ける様子が映っていました。心配した乗客がドライバーに注意し、車内に未成年者がいることを指摘した後、ドライバーはようやく速度を落としました。

「対面の後、彼は携帯電話を取り出し、運転中にそれを確認し始めました。その時、私は動画を撮影し、写真を撮ることにしました。さらに悪いことに、彼はタバコに火をつけ、ジープニー内で喫煙を始めました。『禁煙』の標識が明確にあるにもかかわらずです」と、送信者は述べました。

送信者はまた、VISORに動画を送る前にすでにLTFRBに連絡を取ったことを述べました。「他の乗客がこのような危険な経験をしないように、何か対策が取られることを望んでいます」と述べました。

共和国法10913、すなわち「反気を散らす運転防止法」に基づき、運転者は信号や交差点で一時停止している時も含め、電子機器を使用することが禁止されています。

一方、LTFRBは、公共の利便性証明書の所有者全員に対し、共和国法9211、すなわち「タバコ規制法」に従い、禁煙を厳守するよう求める覚書を出しています。この覚書は、すべての公共交通機関と公共交通ターミナルにおいて「100%禁煙方針」を施行しています。

ジープニードライバーは、勤務中にライトブルーのポロシャツを制服として着用することもLTFRBによって義務付けられています。

【用語解説】
– ジープニー: フィリピンで一般的な公共交通手段で、改造されたジープを使用した乗り合いバスの一種です。
– 陸運フランチャイズ規制委員会(LTFRB): フィリピンで公共交通機関の規制と運行フランチャイズの付与を担当する政府機関です。
– 共和国法10913(反気を散らす運転防止法): 運転中の電子機器の使用を禁止するフィリピンの法律です。


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