熱帯低気圧に発展か?フィリピンの天気速報

こちらはPAGASAからの低気圧に関する天気情報です。

フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、現在フィリピン責任区域内で監視されている低気圧(LPA)についての最新情報を発表しました。

以前、気象局はルソン島東方の低気圧が水曜日の午前8時に消滅したと報告しました。西フィリピン海上の別の低気圧も監視されており、最新の気象速報によれば、この低気圧は24時間以内に熱帯低気圧に発達する可能性が高いとされています。

その際には「ハシント」と名付けられます。しかし、同日中にフィリピン責任区域を出ると予測されています。

水曜日の午後3時には、パンガシナン州ダグパン市の西305キロメートルの地点で観測されました。低気圧の影響と南西モンスーンにより、ルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島の西部および北部で散発的な雨が続く見込みです。これらの地域では地滑りや洪水の可能性があるとPAGASAは付け加えました。

8月27日水曜日、一部の地域では悪天候のため授業が中止されました。

一方、南西モンスーンの影響で南ルソン、ビサヤ諸島、ミンダナオ島における大雨の見通しは以下の通りです。

今日から明日午後(8月28日、50-100ミリメートル):

オクシデンタル・ミンドロ、パラワン、アンティーク

明日午後から金曜日午後(8月29日、50-100ミリメートル):

オクシデンタル・ミンドロ、パラワン、アンティーク、イロイロ

予報によれば、低気圧の影響でメトロマニラ、イロコス地方、カガヤンバレー、コルディリェラ行政地域、中央ルソン、カラバルソンで曇り空と散発的な雨や雷雨が予想されます。中程度から時折強い雨による鉄砲水や地滑りの可能性があります。

一方、南西モンスーンはビサヤ諸島、ミマロパ、ビコール地方、サンボアンガ半島、北部ミンダナオ、カラガで曇り空と散発的な雨や雷雨をもたらし、ミンダナオの他の地域では部分的に曇りから曇り空で、孤立したにわか雨や雷雨が予想されます。

【用語解説】
– フィリピン責任区域(PAR):フィリピンが責任を持って監視する気象区域。
– 南西モンスーン:フィリピンにおける季節風の一種で、特に雨季に影響を与える。
– ハシント:フィリピンで熱帯低気圧に付けられる名前の一つ。


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