パシグ市長、腐敗文化打破を呼びかけ

マニラ、フィリピン — パシッグ市のビコ・ソット市長は、税金で資金提供されたプロジェクトを利用して富を築いた個人を称賛する文化を打破するよう、一般市民に呼びかけました。

ソット市長によれば、政府のプロジェクトを利用して得た富を誇示することは受け入れられないとし、それを「気持ち悪い」と表現し、「インスパイアされるものではない」と述べました。

彼は、富を誇示することは、国における汚職がどれほど普通になっているかを示す強力な証拠であると明言しました。

また、パシッグ市は、市内で実施された洪水対策プロジェクトのデータを要求し、その価格設定と基準への適合性を検証する意向であることを明らかにしました。

「公務員として、私たちには倫理規範があります。富の派手な誇示は、出所に関わらず悪いことです。しかし、オンラインで投稿されたものが本当に業者とつながっていると見られる場合、彼らが望むなら注目を与えましょう」と彼は述べました。

また、フィリピン人の間で、政治家が地位にある間に富を築くことが普通であるという考え方が文化として根付いていることを残念に思うと述べました。

パシッグ市は、地方政府との協力がなかったため、国の政府に対して市内で行われた洪水対策プロジェクトに関する追加データの提供を求めました。

「私たちは、責任範囲内での調査を通じて支援したいと考えています」と市長は付け加えました。

【用語解説】
– バランガイ(地区):フィリピンの最小行政単位で、村や町内会に相当します。
– LGU(地方自治体):Local Government Unitの略で、フィリピンの地方自治体を指します。


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