ホテルで発見された男性の謎の死、捜査進行中

マニラ、フィリピン — ケソン市内のホテルで、一人の若者が薬物を使用されたとみられる状態で、手足を縛られ、口に布を詰められた遺体が一昨日の夜に発見されました。

ケソン市警察地区の犯罪捜査検出部(CIDU-QCPD)の調査によれば、被害者は「ナン」という仮名で知られる38歳のマリキナ市コンセプションの住民であることが確認されました。

QCPDの臨時指揮官であるランディ・グレン・シルビオ警察大佐によると、容疑者の一人である「ジェームズ」という仮名の20歳の男性が、昨日午前10時45分頃、カローカン市バゴンバリオ地区139番地のファストフードチェーンの前で逮捕されました。

PSSGエンジェル・T・パスカシオIIIの調査によれば、木曜日の午後8時12分頃、ケソン市クバオのE.ロドリゲス地区アナポリス通りにあるホテルの中で被害者の遺体が発見されました。

被害者はホテルの常連客であり、3日間滞在していたことが判明しました。

ホテルの記録によると、被害者は8月26日の午後8時頃に2人の男性と共に543号室にチェックインしました。

翌日、8月27日、ホテルの受付係が543号室に滞在している客に対して、滞在時間が終了したことを知らせるために電話をかけました。

その後、被害者と容疑者たちは310号室に移動することを決めました。

310号室の滞在時間が終了した際、受付係が電話をかけましたが応答がなかったため、ホテルのルームアテンダントである「ダニーロ」という仮名の人物と警備員の「メルチョル」という仮名の人物が310号室を訪れました。

「ダニーロ」と「メルチョル」が部屋をノックしましたが、応答がなかったため、合鍵を使用して部屋に入ることを余儀なくされました。

そこで彼らは、延長コードで手足を縛られ、口に布を詰められた状態で亡くなっている被害者の遺体を発見しました。

QCPDの法医学部門からのSOCOチームが、マイケル・ジャエル警察少佐の指揮の下で到着し、310号室を調査したところ、いくつかの注射器、バイアル、錠剤が押収されました。

警察は事件の調査を続けており、もう一人の容疑者を捜索しています。

【用語解説】
– SOCO: シーン・オブ・クライム・オペレーション(犯罪現場操作)
– バランガイ: フィリピンの最小行政区画で、地区や村を指します。


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