コタバト市のロザリー・ハイツ10地区にあるマラガパス墓地で、身元がまだ特定されていない男性の遺体が空の墓の中に押し込まれているのが発見されました。発見されたのは8月29日金曜日の午後のことです。
コタバト市警察署2の報告によりますと、男性の遺体は墓の中で横たわっており、バナナの葉で覆われていました。
初期の調査によれば、被害者の体にはあざがあり、頭部に傷があることが判明しました。これは、被害者が苦しめられた後に死亡した可能性があることを示唆しています。
遺体は、墓地の管理人がその場所で飼っている動物を取りに来た際に発見されました。
【用語解説】
– ニツォ:フィリピンで使われるスペイン語由来の言葉で、墓や納骨堂を指します。
– バランガイ:フィリピンの最小行政区画で、日本の町内会に相当します。
– コタバト市:フィリピンのミンダナオ島にある都市で、行政上の中心地の一つです。