マニラ、フィリピン — 日曜日の朝、ラグナ州サンタロサ市のバランガイ・ラバスにあるサブディビジョンで、隣人に薬物依存者だと言われ、リハビリ施設に送られると告げられた60歳の父親が暴れた結果、無差別な銃撃事件が発生し、3人が死亡しました。
サンタロサ市警察のベンソン・ピメンテル警部補の初期報告によれば、この事件は同市のバランガイ・ラバスにあるオリンピア・サブディビジョンで午前8時30分頃に発生しました。
犠牲者には、容疑者の50歳の甥、65歳の隣人、そして降伏を拒否し警察と銃撃戦を繰り広げた60歳の容疑者が含まれています。
事件の前に、容疑者は65歳の隣人から薬物依存者としてリハビリ施設に戻されるよう当局に連絡すると告げられ、激怒したとされています。
容疑者は怒り、銃を持ち出して隣人を撃とうとしました。しかし、50歳の甥がそれを止めようとしたため、容疑者は甥の頭を撃ち、その後隣人を追いかけて撃ちました。
ピメンテル氏によれば、銃撃の報告を受けた警察官が現場に駆けつけたところ、2人の被害者と、まだ銃を持って暴れていた容疑者が倒れているのを発見しました。容疑者は降伏を拒否し、警察に向けて発砲したため、警察は応戦し、容疑者は撃たれて倒れました。
容疑者の娘によると、父親は隣人にリハビリ施設に送られると言われたことに怒り、事件を起こしたと述べています。父親はすでに薬物使用から回復していたとされています。
【用語解説】
– サブディビジョン: フィリピンにおける住宅地や開発区域のことを指します。
– バランガイ: フィリピンの最小行政単位で、日本の「地区」に相当します。
– カル.38: 口径.38の銃を指します。