コタバト市、フィリピン — バンサモロ・イスラム自由戦士団(BIFF)のメンバー8人が、マギンダナオ・デル・スルのダトゥ・サウディ・アンパトゥアンにあるカベンギ地区で木曜日に行われた式典で政府に忠誠を誓い、降伏いたしました。
第6歩兵師団の司令官であるドナルド・グミラン少将は、昨日、8人のBIFFメンバーが最初に第90歩兵大隊に戦闘用武器と即席爆発装置を預け、その後、第90歩兵大隊本部で行われた降伏の儀式に出席した陸軍関係者や地元の行政官の前で更生を誓ったと報告いたしました。
グミラン少将によりますと、第90歩兵大隊の指揮官ルキ・マルコ中佐と第601歩兵旅団の指揮官エドガー・カトゥ准将、そしてダトゥ・サウディ・アンパトゥアンやマギンダナオ・デル・スルの他の町の地方政府関係者が協力し、8人の過激派宗教過激派の降伏を促しました。
マルコ中佐とカトゥ准将の別々の報告によりますと、ダトゥ・サウディ・アンパトゥアンの地方政府とバンサモロ自治地域の公共秩序安全省が、降伏した8人のBIFFメンバーに初期の現金支援と食料を提供いたしました。
【用語解説】
– バンサモロ・イスラム自由戦士団(BIFF):フィリピン南部で活動するイスラム過激派組織。
– バンサモロ自治地域:フィリピン南部に位置するイスラム教徒の自治地域。
– マギンダナオ・デル・スル:フィリピンのミンダナオ島にある州。