ケソン州で違法薬物12億円相当を押収

ケソン州での1週間の麻薬取締り

ルセナ市、フィリピン — ケソン州警察地方事務所(QPPO)の捜査員は、カラウアグ町で2人の麻薬密売人を逮捕し、数百万ペソ相当のシャブとマリファナを押収したことにより、成果を上げました。

この作戦は、1週間以内に行われた「ハイバリューターゲット(HVT)」に対する4回目の襲撃であり、州内で合計1,200万ペソ以上の違法薬物が押収される結果となりました。

QPPOのロムロ・アルバセア大佐によると、州麻薬取締部隊(PDEU)のメンバーは、バランガイ・マビニで警察官が買い手を装って1,000ペソ相当のシャブを購入した際に、44歳の「アトイ」と43歳の「マクマク」として知られる2人の容疑者を午前9時13分に逮捕しました。容疑者からは、ストリートバリューが最大3,814,800ペソの187グラムのシャブと、90,000ペソ相当の250グラムのマリファナが押収されました。

一方、8月28日には、同じPDEUチームがルセナ市のバランガイ・イババン・ドゥパイでの別の買い取り作戦で、28歳の「メル」を逮捕しました。

容疑者からは、ストリートバリューが3,284,400ペソの161グラムが押収されました。

同じ日に、カンデラリア町の地元麻薬捜査員が、バランガイ・マシン・スールの住宅地内での買い取り作戦で、31歳の「ケン」と29歳の「メルビン」を逮捕しました。

2人からは、ストリートバリューが1,448,400ペソの71グラムの疑わしいシャブが押収されました。

8月24日には、ムラナイ町での麻薬取引作戦で、別のHVIが逮捕されました。

容疑者からは、合計162.72グラムの疑わしいシャブを含む13個のプラスチック製サシェと1つの結び目のあるプラスチックバッグが押収され、ストリートバリューは3,380,688ペソでした。

【用語解説】
– シャブ:メタンフェタミンの一種で、フィリピンで広く使用されている違法薬物。
– ハイバリューターゲット(HVT):警察が特に重要視する高価値の犯罪対象者。
– バランガイ:フィリピンの最小行政区画で、日本の町内会に相当します。


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