マニラ、フィリピン発 — ダバオ・デル・ノルテ州タグム市で発生した、フィリピン大学(UP)マニラ校の学生に対する残忍な殺人事件に関与したとされる3人目の容疑者が、当局の追跡捜査により逮捕されました。
ダバオ・デル・ノルテ州警察のアレクサンダー・セラーノ・ジュニア警察大佐によると、3人目の容疑者である15歳の少年は、7月10日午前0時5分ごろ、タグム市マンキラム地区のプーロク・レモンシトで逮捕されました。
警察の捜査班は、24時間以内に14歳と17歳の2人の容疑者を逮捕しており、これらの容疑者と15歳の少年は全員、ダバオ・デ・オロ州マラグサンの住民です。
一方、4人目の容疑者は、マティ市に住む18歳の住民です。
事件は、7月9日に21歳の被害者ソフィア・コキラさんが、休暇中に一人で自宅にいた際に4人の容疑者が侵入したことから始まりました。
コキラさんは、自室で38箇所の刺し傷とダンベルでの打撲を受けた状態で発見され、これが原因で命を落としました。容疑者たちは、彼女の家から盗みを働いた後に逃走しました。
容疑者たちは、被害者の家の近くの道路に設置されたCCTVカメラによって特定されました。
被害者が目を覚まし、叫んだために、この若者たちのグループによって殺害されたと考えられています。
【用語解説】
– プーロク・レモンシト(Purok Lemonsito): タグム市マンキラム地区にある地域の名称。
– マラグサン(Maragusan): ダバオ・デ・オロ州にある町の名称。
– マティ市(Mati City): ダバオ地方にある都市の名称。