マニラ首都圏、大雨で一部地域が冠水

マニラ、フィリピン — マニラ首都圏のいくつかの地域が、土曜日の午後に発生した雷雨による強い降雨のため、再び洪水に見舞われましたと、マニラ首都圏開発局(MMDA)が報告しました。

MMDAによりますと、マニラ首都圏のいくつかの地域で、歩道の高さ程度の洪水が報告されましたが、主要な道路はまだ車両が通行可能であるとのことです。

午後2時7分頃、MMDAによると、洪水が発生した地域には、マンダルヨン市の北行きEDSAショートンネル、パラニャーケ市のDr. A.サントス通りのSMスカット前、パラニャーケ国立高校近くのカナイナイ通り交差点が含まれています。これらの地域では、ビジャヌエバ小川が氾濫しました。また、マニラ市のロハス大通りとペドロ・ギル通りの区間は歩道の高さ程度の洪水ですが、車両の通行は可能です。パサイ市のロハス-EDSA北行き交差点も同様に歩道の高さ程度の洪水です。

気象局は午後2時10分頃に雷雨注意報第22号を発表し、マニラ首都圏とカビテで雷を伴う中程度から強い降雨の可能性があると警告しました。

【用語解説】
– MMDA(マニラ首都圏開発局):マニラ首都圏の交通管理や都市開発を担当する政府機関。
– EDSA(エドゥサ):エピファニオ・デ・ロス・サントス・アベニューの略称で、マニラ首都圏を縦断する主要道路。
– バランガイ(地区):フィリピンの最小行政単位で、町や市の一部を構成する。


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