妻の逆襲!暴力夫を重機で撃退

マニラ、フィリピン — ブキドノン州バレンシア市のバランガイ・ラリガンにある堤防建設現場で、ある妻が夫の暴力に耐えかねて、夫をバックホーで攻撃するという事件が土曜日に発生しました。

バレンシア市警察の報告によりますと、午後4時ごろ、妻が作業に集中していると、別れた夫が現場に現れ、彼女をバックホーから引きずり降ろして再び暴力を振るおうとしました。

元夫婦の物理的な争いの最中、妻はバックホーに乗り込み、バケットを使って夫に引きずり降ろされないようにしました。

しかし、妻は誤ってバケットのスイッチを押してしまい、その結果、バケットの金属歯が夫に当たり、彼の体がほぼ真っ二つになるという事故が発生しました。

夫はバケットに乗った状態で、妻が誤ってバケットを下げたため、体が押しつぶされる結果となりました。

警察署で、妻は元夫をバックホーで攻撃するつもりはなく、バケットを使って自分を守り、再び暴力を受けないようにするためだったと述べました。

妻によれば、これは元夫が建設現場に押しかけてきた2度目の事件で、2週間前にも彼は機械のシールドを壊し、9,000ペソの損害賠償を支払わなければならなかったとのことです。

【用語解説】
– バックホー: 建設現場で使用される重機の一種で、掘削作業に用いられます。
– バランガイ: フィリピンの最小行政区画で、地区や村に相当します。
– バケット: バックホーの先端に取り付けられた掘削用の容器です。


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