バスが後退、QCで1人死亡5人負傷

マニラ、フィリピン発 — ケソン市のBrgy.コモンウェルスで、一昨日の午後、運転手が運転していた乗客用バスが後退した際に、障がい者(PWD)が死亡し、運転手を含む5人が負傷しました。

イーストアベニュー医療センター(EAMC)で到着時に死亡が確認されたのは、レオノラ・ドルドゥラオさん(53歳)です。負傷したのは、エドガー・カニタンさん(54歳)、サイドン・マルホムさん(21歳)、アンナ・グレース・ファビさん(23歳)、マルコ・フィリップ・パンギリナンさん(28歳)、エドゥアルド・セルバンテスさん(50歳)です。

捜査によると、事件は午後12時40分頃、コモンウェルス小学校の前で発生しました。Brgy.コモンウェルス、ケソン市です。

セルバンテスさんがフェアビューに向かってバスを運転していたところ、突然後退し、カニタンさんとパンギリナンさんを轢いてしまいました。

また、ファビさん、マルホムさん、ドルドゥラオさんも、歩道で商売をしていた際に巻き込まれました。

セルバンテスさんによると、ブレーキが効かなくなり、バスが突然後退したことに驚いたとのことです。

カニタンさんのバイクや、マルホムさん、ファビさん、ドルドゥラオさんのカートも破壊され、パンギリナンさんのバンにも衝突しました。

被害者たちはすぐにEAMCに運ばれましたが、ドルドゥラオさんは命を落としました。

セルバンテスさんは、複数の物的損害と過失致死傷の罪に問われています。

【用語解説】
– Brgy.(バランガイ): フィリピンの地方行政区分の一つで、日本の町内会や自治会に相当します。
– PWD(障がい者): Person With Disabilityの略で、障がいを持つ人を指します。