熱帯低気圧発生、豪雨警戒の地域も拡大

新たな熱帯低気圧がフィリピン責任範囲外で発生、PAGASAが2つの気象システムを監視

新たな熱帯低気圧がフィリピンの近辺外で発生し、いくつかの地域で大雨警報が発令されました。

2025年9月17日(水曜日)、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、南ルソン東方の低気圧が熱帯低気圧に発達したことを確認しました。

このシステムは、南ルソンの東約1,265キロメートルの地点で最後に確認されており、まだフィリピン責任範囲(PAR)の外にあります。

現在、この熱帯低気圧は最大持続風速45キロメートル毎時、突風は最大55キロメートル毎時に達しており、西北西に毎時10キロメートルの速度で移動しています。

PAGASAによれば、このシステムがPARに入ると、現地名「ナンド」が付けられる予定です。予報によると、フィリピン海を北西に進むにつれてさらに強化され、来週初めには台風カテゴリーに達する可能性があります。

予想通りにシステムが強化された場合、北ルソンの一部地域では高い暴風警報が発令される可能性があり、一部地域ではシグナル4に達するかもしれません。しかし、PAGASAは、今後48時間以内にこの熱帯低気圧が国内の天候に直接影響を与えることはないと述べています。

同時に、PAGASAはルソンとビサヤ地方に影響を与えている台風「ミラソル」を引き続き監視しています。いくつかの州では降雨警報が発令されています。

オレンジレベル

アンティーケ

イエローレベル

イサベラ

ヌエヴァ・ビスカヤ

キリノ

アウロラ

ベンゲット

北部および中部ヌエヴァ・エシハ

中部ザンバレス

クヨ諸島、パラワン

北西部アクラン

西部イロイロ

ギマラス

これらの地域では、洪水や地滑りを引き起こす可能性のある大雨が予想されます。関係当局は、住民に対して安全を確保するために予防措置を講じ、公式の天気情報を確認するよう呼びかけています。

これは進行中の報告です。さらなる更新情報については、このウェブサイトを定期的に訪れるか、ページを更新してください。

【用語解説】
– PAGASA(フィリピン大気地球物理天文局):フィリピンの気象庁で、気象予報や警報の発表を行います。
– フィリピン責任範囲(PAR):フィリピンの気象監視範囲を指します。


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