フィリピン軍、NPAメンバー2名を制圧

フィリピン陸軍と新人民軍(NPA)の疑いのある2名が、9月20日土曜日の朝、カピス州タパズのカティプナン地区での交戦の末、死亡しました。

陸軍第3歩兵師団(3ID)の報告によりますと、82nd、61st、12th歩兵大隊の合同部隊が午前7時45分頃に戦闘作戦を実施していた際、コミテン・レヒオン–パナイ(KR-P)の一部とされる7人の武装集団と遭遇しました。

軍は住民からの反乱軍の存在に関する情報を受けて現地に向かいました。

銃撃戦は数分間続き、2名の反乱軍が死亡することで終結しました。

戦闘現場では、兵士たちが2丁のM-16アサルトライフル、1丁のM653ライフル、1発のライフルグレネード、爆発物、弾薬、マガジン、その他の個人用具を押収しました。

政府側に死傷者は報告されていません。

この1週間でタパズでの交戦は2回目であることが判明しました。先週、同じ町でNPAの医療担当とされるクリスティン・メイ・カパドゥシオ氏が死亡しました。

【用語解説】
– 新人民軍(NPA):フィリピン共産党の軍事部門で、政府に対する武装闘争を行っています。
– コミテン・レヒオン–パナイ(KR-P):フィリピンのパナイ島における新人民軍の地域組織。
– カピス州タパズ:フィリピンのビサヤ地方に位置する地域。


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