捨てられた赤ちゃん、悲劇の真相を追う

プエルト・プリンセサ市のバランガイ・スタ・ルルデスにあるサニタリー・ランドフィルのゴミ捨て場で、女性の赤ちゃんがゴミ袋の中で亡くなった状態で発見されました。

警察によりますと、赤ちゃんは髪の毛があり、へその緒もまだ取り除かれていない状態で黒いゴミ袋に入れられており、胎盤も一緒に捨てられていたとのことです。

そのため、当局は赤ちゃんが生まれたばかりで捨てられたと推測しており、ゴミ収集者によって発見されました。

警察は赤ちゃんを捨てた人物を特定するための調査を開始しました。

健康緊急対応作戦(HERO)の対応スタッフによれば、赤ちゃんはゴミ袋に入れられる前にまだ生きていた可能性が高いとのことです。

当局は、地域で出産した可能性のある人を知っている方に対し、同様の事件が繰り返されないよう情報提供を呼びかけています。

【用語解説】
– サニタリー・ランドフィル:廃棄物を衛生的に処理するための埋立地
– バランガイ:フィリピンの最小行政区画で、地区や町内会に相当する
– HERO(健康緊急対応作戦):緊急時に健康関連の対応を行う組織


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